メールアドレス承認とDKIM確認

メールアドレス承認とは

メールプロバイダのセキュリティが日々強化されており、
今日では配信を行うメールが
・第3者によるなりすましメール
・改ざんされたメール
でないことを証明するためにドメインの認証が求められるようになりました。

これらの認証レコードの設定はお使いのレンタルサーバー上などで行いますが、
設定したドメイン認証レコードをアスメルの配信に反映させるために、
管理画面上でメールアドレスの登録を行う必要があります。

 

ドメイン認証レコードの設定

事前にドメイン認証レコードを適切に設定する必要があります。
下記チェックツールに送信者アドレスを入力して現在の状態を確認し、
チェック結果に応じて、結果ページから設定内容と設定方法をご確認ください。

ドメイン認証チェックツール

メールアドレス承認の手順

アスメル管理画面左メニュー「設定」内にある「メールアドレス承認」から行います。
新デザインに移行していない場合は左メニュー「新デザインへ移動」を行ってください。
「新規登録」をクリックします。

使用する送信者アドレスを入力して「登録ボタン」をクリックします。

登録したアドレス宛に認証メールが届きます。
メール内のURLリンクを開くと下図のような完了画面が表示されます。

再度「メールアドレス承認」画面を開き直します。
続いて「DKIM確認」ボタンをクリックします。

正しくDNSが設定されている場合は「確認済」に変化します。

この状態になればDNSレコードは適切に設定されて配信にも反映されます。

 

メールアドレス承認の必要性と効果

Gmailで「メッセージのソースを表示」を開くと、ドメイン認証の状況を確認することができます。
このときDKIMが「FAIL(unalighed from and DKIM domains)」となることがあります。

※2025年2月現在、この状態でも到達率には影響がないものと思われます。

この状態はDKIM自体は単体でPASSしているものの、
送信者メールアドレスとDKIM署名のドメインが異なるというエラー、
「アライメントFAIL」と呼ばれる状態にあります。

「メールアドレス承認」から「DKIM確認」を行うと、
アライメントを揃える(送信者メールアドレスとDKIM署名のドメインが同じ)ことで、
GmailでDKIMの判定がPASSになります。

またGmailでの「経由」を表示させたくない場合、効果が期待できます。

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