docomoなど携帯各社にメールが届かない(拒否される)

エラーメールの分類と対処についてはこちらをご参照ください。

エラーメール(バウンスメール)の分類について
「エラーメール」の画面ではエラーメールが分類別に表示されます。 ここではエラーメールの分類についての説明とその対処方法についてご案内致します。 エラーメールのデータは1週間以上経過すると自動的に削除されます(読者のメールアドレスは自動的に削...

docomoなど携帯各社にメールが届かない

 

メール配信後、エラーメール(バウンスメール)を確認すると
「拒否」にdocomoなどの携帯キャリアが分類されていることがあります。

Docomo、au、Softbankなど携帯キャリア各社では迷惑メールへの対策として、なりすましメールへの規制がおこなわれています。

これを回避するためには送信者アドレスとして使用しているドメインに対して、
お使いのサーバー上でDNS設定を行い、「SPFレコード」を公開する必要がありますが、
前提として独自ドメインのメールアドレスをご用意いただく必要があります。

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「なりすましメール規制」は受信許可設定よりも優先度が高いため、独自ドメインのメールアドレスをご用意いただいた上で、SPFレコードの公開設定を行う必要があります。

SPFレコードの公開
SPFレコードとは SPFレコードとはドメイン認証のことで、 「自分が所有するドメインで送信するメールは、この送信サーバーを使う」 ということをあらかじめ宣言するためのものです。 なりすましメールと認識されてしまうと、サーバーで拒否されてし...

SPFレコード設定後の拒否

適切なSPFレコードを設定することで「なりすましメール規制」は回避することができます。
しかし携帯キャリアではそれ以外にも多くの迷惑メールフィルタが存在するため、SPFレコードを設定しても拒否される場合があります。

例えば
「パソコンからのメールは受信しない」
「URL付きのメール拒否」
などが該当します。

また各社では、ある程度一括で迷惑メール設定を変更できる「かんたん設定」のような機能がありますので、この設定を「強」など高強度のものに変更していると拒否されてしまうことがあります。

購読者本人に自覚がなくても、こういった「おまかせの設定」によって適用されている場合があります。

【Docomo かんたん設定】

fo/spam_mail/easy_setup/index.html

【au オススメ設定】

vice/mobile/trouble/mail/email/filter/

【Softbank かんたん設定】

t/faq/view/10357

このような場合、購読者自身に「指定受信許可設定」を行ってもらう必要があります。

 

指定受信許可設定

「このメールアドレス(ドメイン)からのメールは必ず受信する」という設定です。
購読者自身に行って頂く必要があります。

各社の設定方法は下記ページをそれぞれご参照ください。

【docomo】
https://www.nttdocomo.co.jp/info/spam_mail/domain/

【au】
https://www.au.com/support/service/mobile/trouble/mail/email/filter/detail/domain/

【softbank】
https://www.softbank.jp/mobile/support/mail/antispam/email-i/white/

 

送受信できないアドレスからの配信

docomoではドメインからIPアドレスが正引きできない場合、
送受信できない = 存在しないメールアドレスとして拒否されます。

お使いのサーバー上で設定を行い、必ずメールが受信できる状態で配信を行ってください。
「返信不可」「送信専用」などとして運用する場合であっても、必ず受信できる状態にしておく必要があります。

 

特定URLに分類されている場合

メール中に記載しているURLが、「特定URL」に分類されていると、拒否される場合があります。

【特定URL付メール拒否設定】
https://www.nttdocomo.co.jp/info/spam_mail/url/

下記のサイトなどで分類をチェックすることができます。

【ネットスター】
http://category.netstar-inc.com/check/index.html

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