専用IPプラン「アスメル・プラチナNEO」の注意点

アスメル・プラチナNEOの概要

「アスメル・プラチナNEO」は専用IPアドレスでアスメルをお使い頂ける上位プランです。

これまで、アスメルは「共用サーバータイプ」という形で、
他ユーザーと同じ送信IPアドレスにてご利用頂いておりました。

IPアドレスを共有するシステムの場合、
利用者の誰かが迷惑メールに該当する配信を行った際、
IPアドレス自体が規制されてメールが届かなくなるケースがあります。

この問題に対しては送信IPアドレスを複数ご用意することで、
メール到達率の維持・改善を図っておりました。

専用IPアドレスで配信できる「アスメル・プラチナNEO」ではこの問題が解消され、
更に高い到達率でのメール配信を実現できます。

このプランでは独自ドメインが必須となります。
独自ドメインをお持ちでない方はお申込み前に予め独自ドメインを取得して頂くようお願い致します。

独自ドメインのメールアドレス

注意点

専用IPアドレスから配信できる「アスメル・プラチナNEO」での到達率向上は、
IPアドレス由来の問題に対して有効なものです。

IPアドレス以外の原因でメールが届かないケースについては
【到達率を改善したい】にある項目を予め解決しておく必要があります。

また、配信したメールが「迷惑メールである」と報告されてしまうと、
せっかくの専用IPアドレスが規制されてしまう可能性があります。

そのため以下の点を徹底して配信を行う必要があります。
・未承諾メール配信の禁止
・解除URLを必ず記載すること

特に、配信に使用する購読者リストが古いものであったり、
「まぐぞう」のように協賛メルマガという形で配信を行う場合は注意が必要です。
購読者がメルマガに登録されることを認識していなかった場合、
高確率で迷惑メール報告を出されてしまうことになります。

・どのように承諾を得て配信しているメールなのか
・解除方法がわかりやすく説明されているか
ということをしっかりメール本文に記載したり、
オプトインをしっかり取るなどの対策が重要になります。

IPウォームアップについて

配信件数が多い場合、新規サーバーでいきなり大量配信を行うとスパム判定を受けるおそれがあります。
対策として配信数を絞って徐々に増やしていく「IPウォームアップ」が必要となります。

手順は下記のとおりです。
※必ずCSVファイルをダウンロードして行います。
手持ちの購読者リストからアップロードしてしまうと解除者を再登録してしまうためです。

1.購読者数から「CSVファイルダウンロード」で購読者リストをダウンロードする
2.シナリオの「コピー」からシナリオを複製して新しいシナリオを作成します。購読者は複製しません。
3..Excelなどを使用してファイルを分割します。分割方法は後述の数に従いします。
4.配信のたびに同じシナリオに順番に1ファイルずつ追加でアップロードして配信を行います。

配信件数が下記のようになるように調整します。
括弧書きの増加分をCSVファイルでアップロードして配信を行ってください。

1日目 50
2日目 100(+50)
3日目 500(+400)
4日目 1,000(+500)
5日目 2,000(+1000)
6日目 4,000(+2000)
7日目 8,000(+4000)
8日目 16,000(+8000)
9日目 25,000(+9000)
10日目 35,000(+10000)
11日目 50,000(+15000)
12日目 75,000(+25000)
13日目 100,000(+25000)

 

DNS設定の不備について

プラチナNEO導入時に設定したDNSレコードを削除したり変更してしまうと、
到達率の低下や配信自体に問題が生じます。
サーバの引っ越しやDNSレコードの変更を行なう際は十分ご注意ください。

また問題が発生している場合は下記ページにあるようなエラー警告が表示されます。

スポット配信で重要なメッセージが表示されるときの対処方法

コメント

  1. プラチナプランに申し込みを考えております。
    質問です。
    登録の独自ドメインアドレスというのは、送信時に必ず使うものになるのでしょうか?
    シナリオによって、送信元のアドレスを変更しようとおものですが、@以降が独自ドメインであれば、@以前のアドレスが変わっても送信が可能でしょうか?
    例)
    プラチナプラン登録のアドレス:zzz@独自ドメイン.com
    abc@独自ドメイン.com
    efg@独自ドメイン.com
    は可能でしょうか?
    ご返答をお待ちしております。

    • はい、可能です。
      例のように@マーク以前が変わってもお使い頂けます。
      また別の独自ドメインを送信者アドレスとして使用することも可能です。